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ヤマナカファクターとは

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既存の細胞をiPS細胞にするための4つの初期化遺伝子

皮膚の細胞など、もう既に各個体の細胞になってしまったものを、どんな細胞にも変化できる初期の細胞であるiPS細胞に初期化するための初期化遺伝子をヤマナカファクターと呼ばれています。
京都大学の山中教授の研究によって、たくさんある遺伝子のなかから絞込み、最終的に細胞のiPS化の働きをしたのが4つの遺伝子でした。

4つのヤマナカファクター

以下の4つがヤマナカファクターです。これらのたんぱく質をDNAに組み込むことで結合し、他の遺伝子に影響を与えて細胞の初期化が始まります。

Oct3/4(オクトスリーフォー)

他の遺伝子の働きを調節するたんぱく質。初期化された状態を維持するために必要です。転写因子と呼ばれています。

Sox2(ソックスツー)

Oct3/4と同様の転写因子。これがないと細胞を維持できません。

Klf4(ケーエルエフフォー)

転写因子であることはわかっていますが、詳しくは分かっていません。ただ、Klf4がんいとiPS細胞は作れません。

c-Myc(シーミック)

転写因子のひとつで、癌遺伝子のひとつ。がんを引き起こしてしまうが、最初はiPS細胞を作り出すために必要でした。のちにc-Mycを使わずにiPS細胞を作ることが可能となっています。

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