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がん細胞と幹細胞の共通点と違い

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がん細胞の増殖が私たちの死の原因

がん細胞はもともと私達の体にある細胞のひとつです。このがん細胞は無限に増殖することができます。普通の細胞は増殖したとしても寿命が来れば死んでまた新しい細胞が生まれて循環しています。しかしがん細胞は死ぬことはなく、しかも無限に増殖するため、体内の調和を乱してしまのうです。

癌が怖いのは通常の細胞にはできない『無限増殖』と『死なずに止まらない』ことです。

がん細胞も幹細胞も死ぬことはない

私たちの元となっているiPS細胞やES細胞のような幹細胞は、がん細胞と同様に死ぬことはなく分裂を続けます。
生物自体が死亡すれば当然死んでしまいますが、酸素や栄養がある状態であれば幹細胞・がん細胞は無限に増殖して生き続けます。

がん細胞と幹細胞の違いは他の細胞になれるかどうか

iPS細胞やES細胞は(ES細胞は胎盤を除く)全ての細胞に分化することが可能です。
しかしがん細胞はがん細胞でしかなく、他の細胞に分化することはできません。最近の研究では癌自体にも幹細胞があることが発見されましたが、この幹細胞自体が別のものに分化することはできません。がん幹細胞からはがん細胞しか生まれません。

iPS細胞を作るようにがん細胞も巻き戻せるか

iPS細胞は既に他の機能に変化できなくなった細胞から初期段階の状態に巻き戻した細胞です。もしがん細胞がガン化する前の状態にすることができればと考えられます。

iPS細胞はたった4つの遺伝子を細胞に送り込むだけで成熟した細胞が初期化されました。ではがん細胞ではどうかというと、染色体がランダムに不安定になっていて難しいだろうと考えられています。

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