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iPS細胞で老化を止める

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染色体テロメアで老化を止める

老化のメカニズム自体が完全に解明されたわけではないので確実に老化を止められるかどうかはまだ確定していません。

しかし染色体の末端に『テロメア』という部分があり、老化とともに細胞分裂を繰り返し、テロメアだけが短くなっていくことがわかっています。ある一定の長さになるとテロメアは分裂できなくなり、これが老化のひとつだと考えられています。

細胞分裂をしてもiPS細胞ではテロメアが短くなりません。このままiPS細胞を活用できれば老化を止めることも現実的に考えることができるのではないでしょうか。

先天性角化異常症候群の患者からiPS細胞を採取

先天性角化異常症候群とは、染色体のテロメアが異常に短くなる難病です。この難病の患者さんからiPS細胞を作り、テロメアの長さを回復させることに既に成功しています。このことからもiPS細胞によって老化の原因だと考えられているテロメアの回復が可能であり、同時に老化を防ぐ可能性が高まったと言えます。

ただしまだiPS細胞は完璧な細胞で簡単に扱えるものではありません。理論上は老化を止めることが可能になるかもしれない、というところまで来ていますが、まだまだハードルは高いのが現状です。
部分的には細胞老化が早まってしまうこともあり、単純にiPS細胞を使えば老化が簡単に防げるものではないということです。

しかし今後の研究によって確実に老化を止めて若返る技術が実現する可能性はとても高いのです。

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